中学3年の伊藤美誠(14=スターツSC)が、シングルスでは日本人最年少となる14歳6カ月5日での出場と白星を挙げた。

 福原愛(26=ANA)の03年の記録を13日更新した。

 体重では伊藤の2倍近くに迫ろうかという、巨体のパウラ・メディナ(コロンビア)を相手に第3ゲームこそ失ったが、4-1で完勝した。「粘ってくる選手でもあり、パワーのある選手でもあった。振り回していこうと思い、左右で振っても粘ってくるので、前後に揺さぶって、ようやく得点を取ることができた。強かった」と、振り返った。

 また最年少での世界選手権シングルス出場&勝利については「初めて聞いた。知らなかったけど、最年少とかは気にしていない。まず勝利したことがうれしい」と、初々しく話した。