女子シングルス1回戦で、世界ランク5位の石川佳純(22=全農)が、11-6、11-6、11-6、11-5と危なげなく、ナタリア・スラドコワ(カザフスタン)をストレートで破った。

 この試合の前にすでに、吉村と組んで混合ダブルスで3連勝を飾っており「ミックス(混合ダブルス)でいい流れをつくり、シングルス初戦もいい感じだったのかなと思う」と、晴れやかな表情で振り返った。

 混合ダブルスは29日に2試合行い、ともに勝ち上がれば、シングルスよりも一足先にメダル当確となる4強入りを果たす。それだけにシングルスの試合後、報道陣からの質問にも、混合ダブルスを見据えた答えが相次いだ。「まずは(混合ダブルス)1試合目がヤマ場。それに勝てばメダルが見えてくる」と、力強く話した。