夏の世界選手権(カザニ=ロシア)代表ら競泳の有力選手を集めた日本水連の強化合宿が28日、東京都内で報道陣に公開され、男子の萩野公介(東洋大)は5月のジャパン・オープンで専門外の1500メートル自由形に出ることを明らかにした。

 持久力強化の一環で「絶対に負けない。楽しみたい」と意気込んだ。勝負の夏へは「(自己)ベストを更新するために何をしなければいけないか考え、練習に取り組んでいる。それを積み重ねたい」と力強かった。

 瀬戸大也(JSS毛呂山)は日本選手権で萩野に勝てずじまいだったが、ジャパン・オープンへ向け「日本選手権のタイムを上回り、公介との勝負もこだわる」との強い気持ちを口にした。

 女子のエース、渡部香生子(JSS立石)は、14歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)らと練習し「一緒に楽しくできている。自覚を持ってしっかりしなきゃいけない」と話した。