試合後に強化委員会が開かれ、世界選手権代表が決定した。

 井上康生監督(36)は2枠目を使った2階級について説明。海外大会の成績を重視した66キロ級の高市は、同階級の海老沼が全治2カ月の負傷を負ったこととは「関係ありません」とし、73キロ級の大野は「(高市と同じで)金メダルに近い男」と期待した。原沢には選抜体重別と今大会の2連勝が条件と伝えていたと明かし、「大きな自信になったはず。またレベルアップするのではないか」と述べた。