卓球の平野美宇(15=JOCエリートアカデミー)が4日、世界選手権(中国・蘇州)を終えて羽田空港に帰国した。

 伊藤美誠(14=スターツ)と組む女子ダブルスではメダル獲得が期待されていたが2回戦敗退。女子シングルスでも3回戦で優勝した世界ランク1位の丁寧(中国)にストレート負けしたが、「ダブルスは苦しかったけれど、シングルスでは中国選手とできたので良かった」と貴重な経験をプラスにとらえた。

 この日、国際卓球連盟(ITTF)から発表された5月の世界ランキングは前月の36位から29位に浮上。

 親友でありライバルの伊藤が11位となったことに、「世界選手権の8強は強いなと思うし、世界ランクもすごいなと思う」と刺激を受けていた。