ロンドンの1・5倍で調整万全!? 16年リオデジャネイロ五輪の現地での練習場が約300畳、500平方メートルの施設を使用できる見込みとなった。世界選手権(8月、カザフスタン)に向けた男子代表の強化合宿が公開された5日、木村昌彦強化副委員長(56)が「複数候補がありますが近日中には決まる」と述べた。12年ロンドン大会では試合場2面分だったが、リオでは3面分。金メダルに挑む選手にも大きな後押しとなる。

 好条件がそろったのは、日本とブラジルの友好関係による。この日の練習にも、遠征中のブラジル代表が参加。日本側が要望に応えたもので、以前から良好な関係を築いてきた。練習場の確保にもブラジル連盟の尽力があったという。7月には強化選手も含めた現地合宿で下見もする。井上康生監督は「しっかり環境を見てきたい」と話した。