ラグビー日本代表が20日、アジア選手権最終戦の香港戦(23日、香港)に向け、合宿地の宮崎から東京・羽田に移動した。

 すでに優勝を決めており、ジョーンズ・ヘッドコーチは「出場機会が少なかった選手にチャンスを」とフッカー有田隆平(26=コカ・コーラ)、SH矢富勇毅(30=ヤマハ発動機)らを先発起用する。また、ケガで離脱中のフッカー堀江ら主力4人が8月ごろまでに復帰する見通しも明かした。7月には「スーパーラグビー」に挑戦中のリーチ主将ら6人が合流する。10人が加わる一方で、6月から人数の絞り込みが始まるだけに、今回は生き残りをかけたアピール合戦の場だ。チームは今日21日に香港入りする。