競泳のジャパン・オープンは22日、世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)代表が出場し、東京辰巳国際水泳場で開幕する。

 21日は会場で公式練習があり、4月の日本選手権で4冠に輝いた男子のエース萩野公介(東洋大)やライバルの瀬戸大也(JSS毛呂山)が最終調整した。

 初日の1500メートル自由形にトレーニングの一環で出場する萩野は「(タイムが)どれぐらい出るかさっぱり分からないが、何が何でも勝つ」と意気込みを口にした。

 瀬戸は「400メートル個人メドレーと200メートルバタフライは日本選手権でベストが出ていない。ここで100分の1秒でもベストを出すのが課題」と抱負を述べた。

 世界選手権の代表を逃した後、現役続行を決めた男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は「大きなプレッシャーもなく、100メートル一本だし軽い気持ちで泳げればいい」と話した。