男子400メートル個人メドレー予選で瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が4分10秒04で3連覇を飾り、萩野公介(20)とのライバル対決を制した。

 瀬戸はスタートからリードを奪うと、最後は体3つ以上の差をつけてゴール。来年のリオデジャネイロ五輪代表が内定する世界選手権(8月、ロシア)の金メダル獲得へ「夏がすごく楽しみ」と笑みを浮かべた。

 一方、瀬戸に4秒以上遅れる4分14秒22の2位に終わった萩野は、大会前日の21日から微熱を出すなど体調を崩していた。決勝レースは棄権もよぎった中での強行出場。「コンデイションを言い訳にしてはいけない。自己管理しないと」と反省した。