昨年のアジア大会金メダルで、世界146位の西岡良仁(19=ヨネックス)が、初のトップ10との対戦で、敗戦ながらも大きな経験を積んだ。

 同4位のベルディハ(チェコ)との1回戦で、舞台はセンターコートに次ぐ規模のスザンヌ・ランランコート。「最初は緊張した」と第1セットは1ゲームも奪えなかった。しかし、「少しずつなれてきて、ラリーも続くようになった」と、第2、3セットは互角の打ち合いを見せた。0-6、5-7、3-6のストレートでの敗退だったが、「トップ10を体感できたことは、これからの大きな自信になる」と、これからの飛躍を誓った。

 伊藤竜馬(27)、ダニエル太郎(22)も敗れた。