バスケットボール男子のナショナルリーグ(NBL)から資金難を理由に来季参加を認められなかった和歌山の運営団体が27日、和歌山市内で記者会見し、NBLとTKbjリーグが統合して来年秋にスタートする新リーグ参加が現状では困難との見通しを示した。

 旧運営会社の破綻があった今季は6勝48敗で、西カンファレンス6チーム中5位で終了。運営団体の永広敏之代表理事は「確保している選手はゼロで、チームとしての体をなしていないと指摘された。現状では新リーグに初年度から参戦するのは厳しい」と話した。

 今後は入団テストを実施するなどして選手獲得に努めるそうで、永広代表理事は「(初年度に)参加が認められなかったとしても、その次のシーズンへの参加を目指したい」と話した。