国際バスケットボール連盟(FIBA)から無期限の資格停止処分を受けた日本協会の改革を主導するタスクフォースは2日、都内で第6回の会議を開催。

 来年10月に開幕する新リーグへ参加申し込みした47チーム中、男子のナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグの43チームの入会を承認したと発表した。

 残る4チームについては、TKbjの福岡、広島と松山市の新会社にチームを譲渡する大分で、各県協会からの支援文書の提出がなかった。6月15日を期限として提出を条件に入会を認める方針で、川淵三郎チェアマンは「県協会からの支援は必須です。期限を過ぎたら(初年度の入会は)認めません」と述べた。旧運営会社が経営破綻した和歌山は、資金難で来季のNBL参戦も認められておらず、チームは存在しないと判断した。将来的な参戦の可能性も含めて、今後審議していく。

 またリーグ構成については当初はプロクラブによる3部制を想定していたが、審査過程において方針を変更。企業チームの形態のまま参戦を希望してプロ化を目指さないクラブがあることなどを鑑みて、3部に所属するクラブについては、別法人により運営する。トッププロリーグが2部制、その下に3部リーグを設けることになる。