男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第2シードのステファン・ウデ(フランス)を6-1、6-0で下し、2年連続6度目の優勝を果たした。ゴードン・リード(英国)と組んだダブルス決勝でも勝ち、5年ぶりとなる単複2冠を達成した。

 女子ダブルス第1シードの上地結衣(エイベックス)ジョーダン・ホワイリー(英国)組は第2シードのイエスカ・グリフィユン、アニク・ファンクート組(オランダ)との決勝で、6-7、6-3で迎えた10点先取のマッチタイブレークを8-10で落とし、2連覇を逃した。

 ◆国枝慎吾の話 気持ち良く決勝を戦えた。クレーコートでもハードコートと同じように違和感なくプレーできた。(優勝した)全豪オープンからやってきた積み重ねが出た。

 ◆上地結衣の話 シングルスに比べてチャンスを待つテニスができたが、要所のミスで乗り切れないところがあった。来年はこの悔しさを晴らしたい。