競泳の世界選手権(8月、ロシア)の背泳ぎ金メダル候補の入江陵介(25=イトマン東進)が22日、平泳ぎの立石諒(26=ミキハウス)らとともに、成田空港からグアム合宿へ出発した。

 萩野、瀬戸ら高地合宿へ向かう選手が多い中で、あえて温暖な平地を選択。「地に足をつけて集中して練習したい」と、泳ぎの精度を磨いていく。五輪、世界選手権で多数のメダルを獲得してきたが、まだ金メダルはない。それでも、昨季は100、200メートル背泳ぎともに世界ランク1位。「(金メダルを)近いものに感じてきている。“普通にやれば結果でる”との大きな気持ちでいきたい」と世界の頂点を見据えた。