役員改選を迎えている日本バレーボール協会は22日、評議員会で17人の新理事を選んだ。

 新任が10人いる一方、岩満一臣会長代行と小島和行事務局長代行がともに外れる異例の事態となった。日本協会は5月の臨時理事会で赤字財政などを理由に羽牟裕一郎会長と西脇克治事務局長の解職を決定。その後は岩満氏と小島氏が代行を務めてきた。

 新しい理事にはミュンヘン五輪男子金メダルメンバーで日本バレーボールリーグ機構の木村憲治会長らが入った。下山隆志業務執行理事や、ロンドン五輪女子銅メダル獲得に貢献した竹下佳江理事らは留任した。23日は理事会が開かれ、会長などを選出する。