男子テニスで世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は29日に開幕する4大大会のウィンブルドン選手権に向けて23日、初練習を行い、左脚負傷からの回復具合や芝の練習コートの感触を確かめた。短文投稿サイトのツイッターで「感覚は良かった」と明かした。

 錦織は前週のゲリー・ウェバー・オープン準決勝を左ふくらはぎの痛みで途中棄権した。マネジメント会社によると、ドイツで検査を受けた結果、大きな異常は見つからず、開幕に合わせて回復に努めている。当初は軽めの運動にとどめていたが、今後はボールを使った練習で徐々にペースを上げていくという。