水泳の世界選手権(8月、ロシア)の平泳ぎ代表の小関也朱篤(23=ミキハウス)が25日、成田空港発の航空機で米フラグスタッフでの高地合宿に出発した。

 標高2100メートルの現地では、腕のかき、キックの精度を磨き、飛び込み、ターン後の体の角度など細かい技術面をチェックし、世界選手権本番に備える。

 4月の日本選手権で出した200メートル平泳ぎの2分7秒77は今季世界ランク1位。山口観弘の2分7秒28の世界記録を視野に、世界の頂点を狙う。「自信を持って練習をして、やり切った合宿にすれば、緊張せず、大会に臨める」と高地合宿での最終仕上げに意欲をにじませていた。