世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)に出場する水球男子の日本代表が25日、三重県鈴鹿市で合宿を報道陣に公開した。

 ロシアのユニバーシアード代表を招いて変則の練習試合を実施。大本監督は「力が強くて厳しい当たりのチームとやれて感覚が磨けた。フィジカルをもっと鍛えていく」と話した。

 合宿では、マークする相手の前に入ってパスコースをふさぐ守備戦術を最終確認。大本監督は「この戦術をものにすれば、体格差で劣っても戦える。習熟できてきている」と手応えを口にした。志水主将も「形になってきた。仕上げの段階に入っている。チームで考えが一致すれば必ず守れる」と充実感を漂わせた。