第1シードのジョコビッチが連覇へ好発進した。芝の実力者、コールシュライバーをストレートで退け「初戦から最高のプレーができた。サーブが有効で、特にリターンが良かった」と充実した笑顔を見せた。

 今季は全仏の決勝でバブリンカに敗れ、4大大会全制覇の夢を持ち越した。「しばらく何もしたくなかった」というショックを乗り越え、心身とも充電して芝の聖地で再出発。12本のサービスエースを決め「今は全身にエネルギーが充満している。世界最高の大会でタイトルを狙いにいく」と意気込んだ。