女子ダブルス1回戦の奈良くるみ(安藤証券)ローレン・デービス(米国)組は6-4、6-4で王雅繁、張■琳組(中国)に勝って2回戦に進んだ。

 23歳の奈良が21歳のデービスと初めてペアを組んで4大大会初勝利を挙げ「すごくうれしい。思い切ってプレーができた」と喜びをかみしめた。

 同じ日のシングルス2回戦で前回覇者のクビトバ(チェコ)に完敗したショックを振り払ってプレーした。奈良が身長155センチ、デービスは157センチという小柄なコンビは、中国ペアに主導権を渡さず「リターンとストローク力で最後までプレッシャーをかけることができた」と納得の笑顔だった。

 2回戦は第2シードのロシアのペアと対戦する。「相手がうまいのは知っている。挑戦者として対戦を楽しみたい」と意気込んだ。

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