レスリングの世界選手権(9月7~12日・米ラスベガス)女子53キロ代表の吉田沙保里(ALSOK)は4日、東京都内で取材に応じ、痛めている左肩について「順調に回復している、世界選手権は問題ない」と説明し、スパーリングを再開したことを明らかにした。

 6月23日の練習で左肩の背中側に肉離れを起こした。

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長は「思っていたよりも早く快方に向かっている」と話し、精密検査を受ける予定もないという。

 世界選手権で13連覇を目指す吉田は3位以内に入ると、4連覇が懸かる来年のリオデジャネイロ五輪代表が確実となる。