神戸製鋼が決勝で帝京大を破り、賞金大会となった13年以降では初優勝となった。24-24で迎えた後半ロスタイムにマット・バンリーベンが左中間に決勝トライを奪った。同じく初優勝を狙った帝京大は敗れたものの一時はリードするなど健闘した。

 神戸製鋼はトップリーグの意地を見せた。前半を17-5で折り返すも、後半1分から立て続けに3トライを奪われて逆転を許した。しかし「セブンズは練習もほとんどできていないけど、大学生に負けたくない気持ちが強かった」と話す安井主将を中心とした攻撃で、ラストプレーで試合をひっくり返した。賞金100万円について「会社にいくらしいので…」と苦笑いした。