ラグビー日本代表が7月18日開幕のパシフィックネーションズ杯(米国、カナダ)に向け、6日に宮崎県内で合宿をスタートさせた。

 雨の中、この日は午後3時ごろから約2時間の練習を行った。9月のW杯(イングランド)で使用される公式球での練習を開始するなど、気持ちを高めた。

 フランカーのリーチ・マイケル主将(26=東芝)をはじめ、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に挑戦していたプロップ稲垣啓太(25=パナソニック)、フランカーのツイ・ヘンドリック(27=サントリー)、CTB松島幸太朗(22=サントリー)、WTB山田章仁(29=パナソニック)の5人がこの日から合流。初日から全体練習にも加わり、精力的に汗を流した。リーチ主将は所属していたチーフス(ニュージーランド)でも先発出場を続け、プレーオフ進出に貢献した。先月29日の帰国後も引っ越しなど慌ただしい日が続いたが、「体力的にも精神的にも疲れはない。むしろハングリーです」と意欲的に話した。