連覇を狙う世界ランキング1位のジョコビッチはアンダーソンに2セットを連取される窮地から2セットを取り返し、日没順延となった。

 「今季好調なビッグサーバーなので簡単な試合にならない」と警戒していた通り、203センチの長身アンダーソンのサーブに苦しみ、最初の2セットともタイブレークで落とす展開。王者に焦りの色が浮かんだが、第3セットから巧みなリターンと緩急自在のショットでリズムを取り戻した。

 勝てば4大大会で25回連続の8強入り。7日に再開される最終セットは、どんな結末を迎えるか。