日本代表のエース乾友紀子(24=井村シンクロク)は89・5851点で5位発進となった。スベトラーナ・ロマシナ(ロシア)が94・3860点でトップに立った。日本時間の午後11時半から決勝が行われる。

 日本代表として1番手に登場した乾だが、やはり緊張は隠せない。「たくさん練習してきたので、最初から攻めて泳ごうと思った。(井村)先生からは“少し硬かった”と言われた」と話した。非五輪種目のソロ予選とはいえ、前回13年世界選手権と同じ5位。井村雅代ヘッドコーチ(64)は「日本は前の世界選手権でメダルが取れていない。徐々にちゃんとしたものを、1つ1つ積み重ねていくのが今大会の戦い方。修正したい」と決勝での巻き返しを期した。