シンクロナイズドスイミングのチーム・テクニカルルーティン(TR)決勝で、日本(乾、三井、中村、箱山、吉田、中牧、丸茂、小俣)は92・4133点で、予選4位から逆転し、ロシア、中国に続く銅メダルを獲得した。

 チームメンバーの箱山愛香が世界大会初のメダルで、この日の24歳の誕生日に花を添えた。試合前日はデュエットの乾、三井からメダルを見せてもらい、触らせてもらった。「本当に自分もメダルが欲しいと思った」。予選4位で迎えた決勝は逆転へ、メンバーとともに攻めの演技を披露。掲示板で3位を確認すると涙が止まらなかった。「一番欲しかったプレゼント」とメダルを見つめた。