NFLのグッデル・コミッショナーは28日、規定以下の空気圧の球を使用したとして、開幕から4試合の出場停止を受けたスーパーボウル覇者ペイトリオッツのQBブレイディへの処分を支持し、同選手からの不服申し立てを棄却した。

 NFLによると、ブレイディは約1万通のメッセージのやりとりが記録されていた携帯電話を破壊し、不服申し立ての聴聞会があった6月まで隠していたという。グッデル氏は声明で「重要証拠になったはずの携帯電話の破壊は単なる調査妨害ではなく、自身が関与していたことの証拠隠滅だ」と厳しく指摘した。