リオデジャネイロ五輪の出場枠を懸けたアーチェリーの世界選手権は、コペンハーゲンで個人の決勝トーナメントが行われ、男子でロンドン五輪銀メダルの古川高晴(近大職)が4回戦を突破して8強入りし、出場枠を獲得した。

 全日本連盟は枠を得た選手を五輪に派遣すると決めているため、古川の4大会連続五輪代表が決まった。

 日本は今大会、女子の団体と個人3、男子は個人1の出場枠を獲得した。男子は11月のアジア選手権、来年6月のワールドカップ(W杯)で残る枠の獲得を目指す。

 女子でロンドン五輪団体3位の川中香緒里(ミキハウス)は4回戦でシードのメキシコ選手に敗れ、ベスト8入りを逃した。