日本は予選第2組で3分14秒76で4位に入り、全体5位で決勝に進出。2016年リオデジャネイロ五輪の出場枠が与えられる全体12位以内に入った。決勝で失格しなければ、枠を獲得する。

 第1泳者から中村克(21=早大)、塩浦慎理(23=イトマン東進)、小堀勇気(21=東京SC)、藤井拓郎(29=コナミ)の順で臨んだ日本は、中村が48秒60のラップタイムでロケットスタートに成功し、流れを作った。続く3人も崩れることなくまとめ、リオ五輪を勝ち取った。アンカーの藤井は「絶対12位に入って出場権をとらないといけないと、思いきり泳いだ。14秒5くらい出れば(12位以内に)入れる予定だった。タイムも順調にきていたので、前の3人に感謝している」と笑顔を見せた。