入江陵介(25=イトマン東進)が53秒13で全体4位に入り、決勝進出を決めた。

 持ち味である後半の強さを生かし、7番手で折り返してからラスト10メートルで巻き返した。ただ「準決勝では52秒台を出したい」と話していただけに、「タイム的には残念だが、まだ体が冷えて動いていないので、明日に向け集中したい」と不満顔。決勝では自身4度目の世界選手権で初の金メダル獲得がかかる。「厳しい戦いになるが、(自分にも)プレッシャーをかけていきたい」と意気込んだ。