テニスのシティ・オープンの男子シングルスに出場する錦織圭(日清食品)が3日、米ワシントンの大会会場で記者会見し、ウィンブルドン選手権の2回戦を左脚のけがで棄権して以来、約1カ月ぶりとなる実戦に向けて「脚は大丈夫だし、しっかりと準備をしてきた。いい状態で臨める」と手応えをのぞかせた。

 錦織にとっては昨年準優勝した全米オープン(31日開幕・ニューヨーク)に向けた前哨戦のスタートで、第2シードとして挑む。「ワシントンは湿度が高くて毎年タフなコンディションになるが、ハードコートの感覚を取り戻したい」と意気込んだ。

 錦織は4日午後7時半(日本時間5日午前8時半)以降に始まる初戦の2回戦で、世界ランキング95位のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)と対戦する。