世界5位で第2シードの錦織圭(25=日清食品)が、同35位で第16シードのレオナルド・マイエル(28=アルゼンチン)を6-4、6-4のストレートで下し8強進出を決めた。

 雨で3度の中断をはさんだ第1セットは、第7ゲームを相手ダブルフォールトなどでブレーク。最後はサービスエースを決めて6-4で先取した。第2セットも安定したプレーでサービスキープを続け、第9ゲームで相手の連続ミスからブレークして6-4で奪った。相手に1度もブレークポイントもジュースも許さない完勝だった。

 7日午後1時(日本時間8日午前2時)開始予定の準々決勝では、世界19位で第7シードのフェリシアーノ・ロペス(33=スペイン)にストレート勝ちした同62位のサミュエル・グロート(27=オーストラリア)と対戦する。錦織とグロートは初対戦。