入江陵介(25=イトマン東進)は1分54秒81の4位でメダルを逃した。優勝はラーキン(オーストラリア)。

 100メートルで6位に終わっていた入江は「やるしかなかった」とこの日は前半から積極的なレースを見せた。100メートルを首位でターン、後半も持ち味の粘りで踏ん張った。ラスト5メートルまで3位とメダルは目前だったが、タッチのタイミングがずれて表彰台を逃した。

 レース後は「だめでしたねやっぱり。これが最後だという気持ちを持ってやった。リレーがあるので、出し切って終わりたい」と悔しさを押し殺すように話した。