卓球女子の福原愛(ANA)が17日、ワールドツアーのブルガリア・オープンに向けて成田空港を出発し、来月上旬に発表される世界ランキングで決まるリオデジャネイロ五輪アジア予選(来年4月・香港)代表争いについて「考えてはいるが、とらわれてはいない」と落ち着いた様子で話した。

 成績が世界ランキングに反映されるワールドツアーは、ブルガリアとチェコの残り2大会になった。シングルスの五輪代表枠は2。8月時点で日本勢トップは5位石川佳純(全農)で、福原は6位で追っている。4大会連続五輪出場に向け「試合を重ねるにつれて成長を実感している。実力をしっかりつけたい」と自然体だった。