世界ランキング4位の日本は同14位アルゼンチンを3-0のストレートで下して開幕戦を勝利で飾った。

 先月のワールドグランプリでは不調だった木村沙織主将(29=東レ)が、第1セットで、3連続のサービスエースを決めるなど、計11得点と活躍。大会前にはロングヘアをばっさり切り、心機一転で臨んだ。大事な初戦で復活し、チームを完勝に導いた。

 23日はロシア戦。ワールドグランプリではストレート負けした強豪だ。上位2カ国の五輪出場権獲得に向けた最初のヤマ場になる。木村は「1つの山。チーム一丸で戦いたい」と表情を引き締めた。