ラグビー日本代表は29日にウルグアイとのテストマッチ(東京・秩父宮)に臨む。9月18に開幕するW杯イングランド大会に向け、これが国内で最後の実戦の場となる。

 選手たちは28日、合宿地の宮崎で調整を行った後、東京入りした。都内で行われた前日会見にはエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、55)とフランカーのリーチ・マイケル主将(26=東芝)が出席した。

 リーチ主将は「いい緊張感があり、集中力も上がっている。日本の方たちにいい試合を見せたい」と意気込んだ。

 24日にW杯後の退任を発表したジョーンズHCにとっては、日本の指揮官として最後のホームゲームとなる。これまでトップリーグ・サントリーで2年、日本代表で4年を過ごしたジョーンズHCは「すばらしい6年間だった」と振り返った。

 サントリーでは日本選手権を制し、代表では一時世界ランクを過去最高の9位に押し上げた名将は「体力も戦術もある。あとはプレッシャーの中で遂行できるかだ」と選手に期待した。