リーグ6連覇と甲子園ボウル5連覇を狙う関学大が、計7TDを奪って白星スタートを切った。

 37年ぶりに1部昇格した桃山学院大を寄せつけず、攻守ともに圧倒した。それでも、目指すレベルが高いだけに、鳥内監督は「全然やな」と辛口だった。完勝の中でも、キャッチミスやパスミスがあった。エースQB伊豆充浩(3年)もパスでは本領発揮まではいかず、指揮官は「あれだけパスが通らへんかったらあかんわ。QBと、受ける方と、両方の問題やな」と手厳しかった。9月13日の次戦は「打倒関学大」に燃える京大との対決。鳥内監督は「今度の京大は準備してきてると言うてるし、厳しいんちゃうか」と、警戒心を強めていた。