9月に開幕するラグビーW杯の日本代表が31日に発表され、大学4年のWTB2人も代表入りした。

 福岡堅樹(23=筑波大)は「高校時代には考えもしなかった。大学生で入れるのは光栄なこと」と控えめに喜んだ。

 19日の初戦で対戦する南アフリカにはあこがれのハバナがいる。「スピードを生かして勝負を挑んでトライしたい」と初々しい。

 藤田慶和(22=早大)は前日髪をカットして晴れ舞台に立った。「4年に1回の大会に、このスーツを着てこの場にいられるのはうれしい。試合が楽しみだし、W杯の雰囲気を味わいたい」と笑みが広がった。FBも兼任するが「与えられたポジションで1分でも早く長く出たい」と大会が待ち遠しそうだった。