柔道世界選手権(カザフスタン・アスタナ)で金メダル8個を含むメダル17個を獲得した男女日本代表が1日、帰国した。

 23選手全員が首からメダルを下げて会見したが、チームに祝福ムードはない。男子の井上康生監督が「落ちるのは一瞬」と気を引き締めれば、女子の南條監督も「これから日本は厳しくマークされる」と険しい表情で話した。前日31日には、現地にいた実業団や大学の関係者と代表スタッフのミーティングを実施。山下強化委員長は「世界中が『打倒日本』で来る。リオで勝つため意見を出し合った」と話した。