昨年ベスト4に進んだクルム伊達公子(44=エステティックTBC)の女子ダブルスが初戦で姿を消した。

 ミネラ(ルクセンブルク)とのペアで、第8シードのムグルサ、スアレスナバロ(ともにスペイン)組に1-6、5-7で敗れた。この敗戦で、昨年稼いだ4強のポイントがなくなり、シングルスに続きダブルスでも世界100位以下に転落する可能性が高くなった。それでも、ケガで先が見えなかった春先に比べ「全然いい」。体が動くだけに、4大大会の予選も「そんなにこだわらない。どこまでできるかやってみてもいいかな」と、まだまだ現役続行に意欲的だった。