200メートルバタフライは、男子で坂井聖人(早大)が1分54秒57の大会新で連覇した。女子は小林直央(大阪教育大)が、2分8秒08で初優勝した。

 8月の世界水泳(ロシア・カザニ)代表の坂井は、100メートルを2位の梅本雅之(慶大)と54秒62の同タイムで折り返すと、後半に差をつけた。「(4位で)世界水泳は悔しい結果に終わった。今日は優勝してチームに貢献できて良かった。(この種目は)瀬戸選手に任されたので頑張った」と言葉を弾ませた。

 小林は前半から積極的に飛ばした。その勢いは後半も衰えず、2位に3秒あまりの大差をつけてゴールイン。「このインカレにかけて(練習を)やってきた。それが出せて良かった。明日の100では、しっかり自己ベストを出したい」と話した。