女子100メートル平泳ぎは、渡部香生子(早大)が1分6秒49で、前回の覇者・金指美紅(東洋大3年)らを抑えて初優勝した。

 8月の世界水泳(ロシア・カザニ)女子200メートル平泳ぎ金メダルの渡部は、序盤から積極的なレースを展開。50メートルをトップ折り返すと、そのまま逃げ切った。

 「いつもと違う雰囲気の試合で少し緊張した」という渡部。それでもレースでは落ちついた試合運びを見せた。

 「優勝できてうれしい。インカレは憧れの舞台で、そこに居られることが楽しい。あと2日間、この調子でがんばりたい」と笑顔を見せていた。