男子100メートル自由形は、日本記録保持者の中村克(早大4年)が、48秒55の大会新で連覇した。

 中村は50メートルと併せ、2年連続自由形2冠に輝いた。

 8月の世界水泳(ロシア・カザニ)代表の中村が貫禄を示した。50メートルでは、3位に入った坂田怜央(近大2年)に0秒31のリードを奪われ、2番目で折り返したが、後半、見事に逆転した。

 「前半あまり早くないのは、いつもと同じ展開。最後のインカレで大会記録を更新できて良かった」と中村は納得の笑顔だった。