女子3メートル板飛び込みで、世界選手権代表の板橋美波(15=JSS宝塚)が308・35点で連覇を飾った。今日19日の高飛び込みは、女子では世界でただ1人武器にする「前宙返り4回半抱え型」に挑戦し、初優勝を狙う。

 疲れ知らずの15歳だ。8月の全国高校総体、ジュニアオリンピック、アジア・カップ(マレーシア)国体、この日の日本選手権と5週連続の大会。4本目を終えて渋沢に2・3点差に迫られたが、最後の前宙返り2回半1回ひねりえび型を成功させ、69点の高得点を獲得し、連覇した。「昨年は優勝してどうしようという感じだったが、今年は負けたら恥ずかしいと思うようになった」と成長を実感した。