男子3メートル板飛び込みで、夏の世界選手権で来年リオデジャネイロ五輪出場権を獲得した寺内健(35=ミキハウス)は、左足付け根の痛みで欠場した。

 予選2位だったが、決勝前に痛みが起きたため、出場を取りやめた。世界選手権でも痛みがあり、痛み止めを飲んで五輪出場権を獲得した。

 「今日出ることで練習が遅れるより、年内は時間をかけて体をつくりたい」と日本人最多タイ5度目の五輪出場に向けて万全を期した。今後はケガの完治を図り、その後は男子3メートルシンクロ飛び板飛び込みの出場権獲得を目指す。

 11月には来年2月の五輪予選を兼ねたW杯の代表選考会に出場する。世界選手権代表の坂井丞(23=ミキハウス)が468・30点で優勝した。