男子個人総合は左肩痛から回復して4カ月ぶりに実戦復帰した内村航平(コナミスポーツク)が6種目合計91・550点で4連覇を達成した。

 世界選手権(10月23日開幕・英グラスゴー)に向けて自己最高難度の演技構成を試したが、あん馬で落下、跳馬では着地が乱れるミスが出て課題も残した。

 内村はチームの7連覇に貢献した団体総合、種目別の床運動、平行棒と合わせて4冠に輝いた。

 世界選手権代表の田中佑典(コナミスポーツク)は右手首に違和感が出たため、大事を取って棄権した。

 女子個人総合は美濃部ゆう(朝日生命)が4種目合計55・150点で3連覇を果たした。