南アフリカ戦で24得点を挙げた五郎丸は、この日は5得点にとどまった。大敗に「これだけの点差がつく実力差ではない。中3日という難しい状態で修正できなかった」と悔しがった。

 前半終了間際にはトライされる寸前でタックルを決めてチームを盛り上げたが、勝利には結びつかなかった。グラウンド中央付近から全速力で走り込み、飛び込んで相手を倒してピンチを救う大きなプレーにプロップ畠山は「あんなタックルを初めて見た。(後半に)つなげられず、もったいなかった」と話した。

 8強入りの行方を左右するサモアとの次戦は中9日と間隔が空く。「下を向いている暇はない」とすぐに切り替えた。