日本水連は1日、2016年リオデジャネイロ五輪競泳の派遣標準記録を公表し、ほとんどの種目で12年ロンドン五輪の基準を上回るハイレベルな設定となった。派遣標準記録は、五輪の決勝進出を見込めるラインで、近年の世界ランキングを基に算出した。来年4月の日本選手権でこの記録を突破して2位以内に入った選手が代表となる。

 日本水連は全員が入賞以上を狙える代表チームを編成するため、国際水連が定める参加標準記録と別に独自のハードルを設定している。

 男子の瀬戸大也(JSS毛呂山)、女子の渡部香生子(JSS立石)星奈津美(ミズノ)はことしの世界選手権で金メダルを獲得し、五輪代表に決まっている。