9月にリオデジャネイロ五輪予選を兼ねた新体操の世界選手権に出場した日本代表(フェアリージャパン)が2日、東京都内のスポーツ庁を訪れ、鈴木大地長官(48)と対面した。

 個人総合では個人で3大会ぶりとなる五輪出場枠を獲得。団体も5位で8位以内の五輪出場を決めた。団体ではリボンで銅と75年マドリード大会以来、40年ぶりにメダルを獲得。五輪種目ではない種目別とはいえ、日本の実力アップを証明した。

 イオン・カップ世界クラブ選手権(2日開幕、東京体育館)視察のため、来日中でともにスポーツ庁を訪れた国際連盟のグランディ会長も「日本はトップ国の1つになった」と太鼓判を押した。

 鈴木長官は新体操のレベルアップに感心しつつ、同世代の山崎浩子監督を見て「一緒に(ソウル)五輪に出た」と旧交を温めた。