陸上の成年男子１００メートルは世界選手権代表の藤光謙司（埼玉・ゼンリン）が１０秒３２で制した。同代表の高瀬慧（静岡・富士通）は１０秒３４で３位、昨年覇者の山県亮太（広島・セイコーホールディングス）は５位だった。

　成年女子１００メートルは日本記録保持者の福島千里（北海道・北海道ハイテクＡＣ）が１１秒３９で勝ち、６連覇を達成。同男子走り高跳びは世界選手権代表の衛藤昂（三重・ＡＧＦ）が２メートル２１で制した。

　団体戦で争う柔道の女子で、成年決勝は岩手が埼玉を退けて初優勝。少年決勝は愛知が鹿児島を下して４年ぶり３度目の頂点に立った。

　空手の成年男子組手個人の重量級は、昨秋の仁川アジア大会８４キロ級金メダルの荒賀龍太郎（京都・荒賀道場）が優勝。成年女子組手個人は岩戸美紗（和歌山・近大）、少年女子形は宇海水稀（山梨・日本航空高）が制した。